2022/6/17 11：30
毛穴の詰まりが目立って見えると、汚い感じがしてすごくテンションが下がってしまいますよね。
そんな「毛穴」でお悩みの皆様へ
・毛穴が詰まる原因
・毛穴の詰まりの予防
・毛穴のスキンケアの方法
・毛穴が気になる人に注意点していただきたいポイント
についてご説明していきますね！
毛穴詰まりの種類
毛穴詰まりは、毛穴の色によって、その段階がわかります。
大きく３つの段階に分けられます。
なるべくはやめに毛穴詰まりに気づいて対策をとることが大切です。
白い毛穴
毛穴詰まりの初期の段階です。
皮脂分泌が多い額から鼻にかけてのTゾーンにできやすい毛穴詰まりで、触るとザラつきがあります。
黒い毛穴
白い毛穴を放置すると、毛穴を塞ぐ皮脂が大きくなって露出し、その部分が酸化して黒く変色します。
毛穴の周辺の肌がメラニン色素で黒く色素沈着を起こしていることもあります。
赤い毛穴
毛穴に詰まった皮脂内にアクネ菌が増殖して炎症を起こしている、または、酸化した皮脂が周辺の肌に影響して炎症が起こっていることが考えられます。
角栓によって毛穴が塞がれて毛穴の中で菌が増殖して炎症をおこしている状態です。進行するとニキビを発症します。
毛穴詰まりの原因とは？
毛穴の詰まりは、次のようなことが原因で発生すると考えられています。
肌の乾燥を招く洗顔のし過ぎ
ご存じの方も多いと思いますが、洗顔のし過ぎが毛穴詰まりの原因になります。
過度な洗顔で肌組織内の水分が奪われて乾燥すると、肌はこれ以上水分を失わないように、毛穴を開いて皮脂分泌量を増やします。
皮脂汚れが気になるからと言って洗顔をし過ぎると、かえって皮脂分泌が盛んになって毛穴の詰まりができやすくなってしまうのですで洗いすぎには注意です！
肌の新陳代謝（ターンオーバー）の低下
健康な肌では、肌の新陳代謝の働きにより、古い細胞は一定周期で自然に剥がれ落ちます。
しかし、ターンオーバー機能が低下すると、古い肌細胞が自然に剥がれ落ちずに残って毛穴を塞ぎ、皮脂が毛穴から外に出られず角栓を形成します。
角栓は、毛穴内で皮脂や古い細胞などの老廃物が固まったものです。
新陳代謝の低下は、加齢、ストレス、睡眠・食事などの生活習慣、ホルモンバランスの乱れなどからも起こり、40代以降は、加齢や更年期によるホルモンバランスの乱れの影響が出やすくなるので、毛穴ケアがとても大切になってきます。
間違った毛穴ケア
あてはまるものがありましたら、その間違った毛穴ケアを今日から見直してみましょう。
毛穴の詰まりを指で強引に押し出す
強引に毛穴のつまりを解消しようとするのは、毛穴の周りの皮膚に大きなダメージを与えてしまうので危険です。
皮膚が傷つき、シミや色素沈着の原因にもなります。
また、手についた菌が毛穴に侵入して炎症を引き起こすこともあります。炎症後に肌に痕が残ることもありますので絶対にやらないようにしてくださいね！
角栓ケアのパック
一気に角栓を除去できる角栓ケアのパックは、毛穴詰まりが気になる人にとって、とても魅力的にみえますね。
ですが、パックの強力な粘着力で毛穴の角栓だけでなく、周囲の健康な肌の組織を剥がし傷つけてしまう恐れがあります。
また、使用後は、角栓が抜けてぽっかり穴が開いた状態になるので、外からメイクなどの異物やばい菌が毛穴に入って炎症を起こしやすくなる心配もあります。
メイクの厚塗り
毛穴の詰まりを隠すために、メイクを厚塗りしてしまう人もいるのではないでしょうか。
こちらも毛穴周辺の皮膚に負担をかけることになり、肌の角質層の肥厚やターンオーバー機能の低下につながります。
メイクの厚塗りはせずに、なるべく肌に負担がかからない薄付きメイクや、時にはノーメイクで過ごし、お肌を休めて皮膚のターンオーバー機能の回復を図る「肌休めの日」をつくることも大切です。
暴飲暴食
暴飲暴食をすると、脂質や糖質が多く含まれているものを食べることになります。
これら脂質・糖質は、肌トラブルの代表格であるニキビを引き起こす元となりますし、毛穴が詰まりやすくなるのです。
また、暴食のみならず、暴飲は肌の乾燥に直結します。
摂取したアルコールを分解するためには水分が必要となり、お酒が多ければ多いほどたくさんの補給が必須に。
水分を外からきちんと補いきれない場合、肌のうるおいがどんどん失われてしまいます。それが毛穴のつまりにつながっていきます
正しい毛穴のケア方法
毛穴の詰まりを防ぐために、正しいケア方法は一体なんなのでしょうか…？
今すぐにでも取り入れることの出来るホームケアをご紹介いたします！
蒸しタオルやスチームを使ったケア
蒸しタオルやスチームをお肌にあてると、水蒸気と温め効果で、毛穴の中の皮脂が柔らかくなり、皮脂を落としやすくなります。
オイルマッサージ
オイルを使ったマッサージがおすすめですね。オイルを使うと余計顔が脂っぽくなりそうですが、そうではありません。
皮脂は油なので、同じ油であるオイルでマッサージすると、皮脂とオイルが馴染んで柔らかくなり、皮脂が毛穴から浮き上がり落ちやすくなるのです。
マッサージする際は、指先や指の腹を使って力を入れずに、クルクルと小さい丸い円を描くように優しく動かしましょう。
ケアが終わったとは、しっかりとオイルを洗い流すことも忘れずに！
洗顔
洗顔のし過ぎは、皮脂の過剰分泌の原因にもなりますが、洗顔が不十分では皮脂の蓄積につながり毛穴の詰まりを助長します。
皮脂をとり過ぎないように優しく洗顔するように心がけましょう。
洗顔の際は、洗顔料をよく泡立てて、顔を泡で包み込むように優しく洗いましょう。
指で皮膚を強く刺激したり、長時間洗顔したりすると、肌に最低限必要な皮脂まで奪って皮膚を乾燥させ、皮脂の過剰分泌に繋がります。
また、洗顔後は洗浄成分を丁寧にしっかり流し落とすことが大切です。
保湿
皮脂の過剰分泌は、肌組織内の水分が減少した際に、水分をこれ以上失われないようにするために肌が行う防衛対策です。
過剰な皮脂分泌を防ぐためには、保湿スキンケアがとても重要です。
洗顔後には、化粧水や美容液でたっぷりお肌を保湿して、その後は水分の蒸発を防ぐため乳液やクリームでフタをしてあげるようにしましょう。
化粧水や美容液は、保湿効果が高いセラミド、ヒアルロン酸などが配合されたものがおすすめです。
また、皮脂の酸化による毛穴の黒ずみ対策には、抗酸化成分であるビタミンC誘導体、フラーレンなどを含むものが良いでしょう。
サウナや岩盤浴で発汗
毛穴の詰まりを予防するには、皮脂汚れを毛穴に貯めないことが大切です。
そのためには普段から運動や入浴などで汗をかくことが有効です。
汗が出にくい人は、最近はやりのサウナや岩盤浴などの温浴施設を利用して、意識的に汗を出すようにすると良いでしょう。
毛穴の詰まり対策には、「洗い過ぎはNG」「保湿が大切」です。
毛穴だけでなくてもキレイなお肌を保つにはどちらもとっても大切です。
正しい毛穴ケアを行っていただき、ツルツルお肌を取り戻しましょう！
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